読売新聞「アクリル板越しに窓口対応・マスクも着用…市職員が感染」

■ニュースメディア

読売新聞

 

 

■ニュースタイトル

アクリル板越しに窓口対応・マスクも着用…市職員が感染

 

■ニュース掲載・報道日

2020年7月26日

 

 

■フェイク箇所

 発表によると、旭区役所で感染したのは50歳代男性で、22日午前中まで国民健康保険の加入などの手続きに訪れた市民に窓口で対応していた。対応は透明のアクリル板越しで、男性はマスクを着用していた。23日に発熱症状が出たという。

 同市保健所で感染が確認されたのは60歳代の男性で、公害被害の補償などを担当しており、業務で市民に対応することはないという。

 

 

■フェイク理由・ソースURL・その他

感染経路が特定されていないならば、それを明記すべき。

「アクリル板越し」や「マスク着用」を使っての仕事中」に感染した、と断定したような書き方は、誤った印象を与える。

濃厚接触でなくとも、ウイルスが付着したものを触った後、目をこすったり鼻や口を触ったりすると感染する場合がある。ボールペンや書類などを経由して感染している可能性も否定できない。

記者の勝手な憶測で感染経路を断定したような書き方は、誤った対応の仕方を流布することになるので、控えるべきである。