「情報格差」を生む「在京キー局システム」

東京しか全国へ情報発信できない「在京キー局システム」は「情報格差」を生んでいます。

 

・情報格差の原因とされるものは次の3つです。

 

1.地域間( 都市部と地方間) における情報技術力・普及率の格差

定期的なメンテナンスが必要な精密機器や大規模施設等の通信設備は、島嶼部や山間など交通の便が不便なところでは設置や維持管理が難しく、それが地域インフラの違いによる情報格差に繋がることがあります。特に人口密度の小さい地域では、設置や維持管理に多額の投資が必要となる通信設備の導入は難しくなります。

 

2.学歴,所得など待遇面で生じる貧富の格差によって情報端末・機器を入手ないし操作する機会の格差

新しい情報媒体は高価であることが多いため、収入の多寡(たか)によって所有可能か否かが分かれることがあります。また、周囲に同じ系統の機器を使っている人間が多くいるかどうかで、その情報媒体を使いこなせるか否かが左右される場合もあります。

 

3. 加齢や障害の有無など個人間の格差

高齢者や低年齢層などインターネットによる情報収集を苦手とする方々は、どうしてもテレビ地上波や新聞などの限られたメディアに情報提供を依存することになるため、日本のように「知らせない自由」がまかり通っている場合、四六時中片寄った情報に晒(さら)されることとなる。

 

在京キー局システム」による「情報格差」が問題となるのは、高齢であったり低所得であること等により、電子デバイス( インターネット) を使いこなせない層です。情報収集源が地上波テレビ放送やラジオ放送に限られるため、東京発の片寄った情報による影響が大きく、インターネットからも情報を得られる層との間の情報格差が生じています。