「共産主義による犠牲者を悼む日」を報道しない日本のメディア

意訳および補足

「共産主義による犠牲者を悼む日」に、共産主義による全体主義政権に迫害され虐殺された1億人を超える人々の記録を噛み締めます。

更に、世界中で平和と繁栄と自由のために努力する全ての人々に対して、しっかりとした支援を行うことを再確認します。

 

ロシアでの1917年のボルシェビキ革命以来、我々は専政的な共産主義思想による多くの苦悶と抑制と殺戮を目撃しました。

共産主義は、人々が持つ人権を完全に支配下に置き、信教の自由や私有財産や言論の自由と(時には生命をも)を奪います。

その中には、Holodomor(400万~1450万人が餓死したとされる人工的な大飢饉)で餓死するウクライナ人、Great Terror(反革命分子として95万~120万人が追放後処刑)で追放され処刑されたロシア人、キリングフィールド(完全な共産主義社会を標榜したクメール・ルージュ政権により国民の3分の1にあたる120万~170万人が虐殺)で虐殺されたカンボジア人を含みます。また、東ベルリンから自由を求めて西ベルリン(西ドイツ)へ逃げようとして、多くのベルリン市民が射殺されました

 

「共産主義そのものと共産主義運動(共産主義革命)は人間の精神と人類の繁栄にとって永遠に有害である」ことを、膨大な犠牲者と多くの極悪な事件が、否定できない事実であると証明しています。

 

今日、我々は、圧制的な共産主義政権の下で生命と幸福な人生を奪われた犠牲者全員を記憶に止めます。

共産主義によって失われた多くの犠牲に哀悼の意を表すると共に、我々は自由と(人類の未来に対する)全ての機会を守る為に邁進することを改めて宣誓します。

 

 

「ハロウィン」は渋谷で車をひっくり返すくらいの大騒動になるほどテレビで紹介しまくっているのに、アメリカのナショナルデーに定められている共産党による1億人の犠牲者に思いを寄せる「共産主義による犠牲者を悼む日(Presidential Message on the National Day for the Victims of Communism)」をまったく報じないのは何故ですか?

---------------- 海外ニュース翻訳情報局 2017.12.6 (抜粋)

【米国・分析】

共産主義の罪を誤魔化し続けるニューヨーク・タイムズ

  

アメリカで100万部以上の発行部数を誇るニューヨーク・タイムズは、ワシントン・ポストやウォール・ストリート・ジャーナルと並んでアメリカを代表する高級紙とされています。

 

そのリベラルな論調でも有名で、日本では朝日新聞と提携しており、東京支局を朝日新聞東京本社ビル内に設けていることをご存知の方も多いでしょう。ライバル紙であるワシントン・ポストに掲載されたこちらのオピニオン記事を読むと、そのアメリカを代表するリベラル紙が共産主義に関してどのような考え方を持っているかがよくわかります。

 

同じくリベラルで知られる、ニューヨーク・タイムズの日本の提携先がこの点についてどのような考え方を持っているかは興味深いですね。

 

 

 

 

 

【The Washington Post by  Marc A. Thiessen 2017/11/10】

トランプ政権は今週のボリシェビキ革命100周年(訳注:11月7日)を、共産主義による被害者の記念日と名付けた。同じ日をニューヨーク・タイムズは、共産主義の美点を褒めたたえる一連の記事によって、別のやり方で記念した

 

その一連の記事のタイトル「赤い世紀」に込められた皮肉は、タイムズの編集者には効いていないようだ。20世紀は確かに真っ赤だった。共産主義の犠牲者の血で染められた世紀という意味において。『共産主義黒書(The Black Book of Communism)』に掲載された死者の数には呆然とさせられる。ソビエト連邦ではほぼ2000万人が殺された。中国では6500万人、ベトナムで100万人、カンボジアで200万人、東欧で100万人、アフリカで170万人、アフガニスタンで150万人、北朝鮮で200万人(現在継続中)。合計で、共産政権はおよそ1億人を殺し続けてきた。それはナチスによって殺された人数の4倍にあたり、共産主義こそが人類史上もっとも残忍なイデオロギーと言えよう。

 

(中略)

 

 

今、一世紀にわたる虐殺を経て、ニューヨーク・タイムズは同じところに戻ってきた。共産主義を高貴な主義と描写し、その名のもとに行われた殺人は単なる一時的な逸脱に過ぎないとしている。共産主義が試され、テロや粛清や大量虐殺や飢餓や全体主義の悲劇が起こらなかった国はひとつとしてないということは気にしていない。上に挙げたオピニオン記事のどれでも、「共産主義者」という単語を「ナチス」に置き換えてみれば、どの媒体であろうと掲載するだろう。おそらく、デイリー・ストーマー(訳注:白人至上主義者サイト)を除いて。

 

残念なことに、共産主義に対するこのねじれた見方は、次の世代に受け継がれている。共産主義の犠牲者記念財団による最近の調査によれば、アメリカのミレニアル世代(訳注:2000年代に成人する世代)のわずか36パーセントが共産主義に対して「とても好ましくない」との見方をしている。全体のうちこの世代だけが、過半数に満たないパーセンテージだ。さらに悪いことに、ヨシフ・スターリン時代よりもジョージ・W・ブッシュの下で多くの人が殺されたと、32パーセントが信じている。この無知は驚くべきことだ。冷戦後の最初の世代は、共産主義の悪についてほとんど全くと言っていいほど知らされずに育っている。

チェコの作家ミラン・クンデラはかつて共産主義との闘いを「記憶の忘却との闘い」と表現した。共産政権は彼らの犠牲者を殺すよりもさらに酷いことをした。それは、彼らの記憶と人間性を消そうとしたことだ。恥ずべきことに、記憶と人間性に対する共産主義者の罪は、いまだにニューヨーク・タイムズによって繕い続けられている。

日本の場合は、「報道しない自由」によって、「共産主義による犠牲者を悼む日」の存在どころか、共産主義による1億人もの犠牲者が居るという事実すら報じられることがありません。

もちろん、歴史教科書や倫理社会の教科書に、その犠牲者や虐殺事件が掲載されることもありません。

なぜ、戦前の日本が朝鮮半島や内モンゴルから東トルキスタンに至るまでを防共ラインとしようとしたか、特高までつかって共産主義者を抑えようとしたか、実際に共産革命により誕生した共産主義政府によっておこなわれた数々の大虐殺の例を見れば納得できるでしょう。

 ちなみに、「共産主義による犠牲者を悼む日」に関する記事は、このブログを書いている現時点までは、日本語の記事は海外ニュース翻訳情報局の記事しか見つけられませんでした。