沖縄タイムス 「共産党県議が警官に車を接触させた」を「のろのろ運転手を逮捕」

 

■ニュースメディア

沖縄タイムス+プラス

 

■ニュースタイトル

のろのろ運転、運転手を逮捕 辺野古で公務執行妨害の疑い

 

■ニュース掲載・報道日

2018年1月23日

 

■フェイク理由・ソースURL・その他

記事では、故意に警察官に車を複数回接触させて逮捕された元共産党県議の反基地活動家を「のろのろ運転で逮捕された」かのように報じている。

「 沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブには23日午後1時までに2回、採石やコンクリートブロックなどの資材を積んだダンプカー、ミキサー車など計184台の工事車両が入った。そのたびに機動隊員が座り込みの市民を強制排除し、道路脇の柵の内側に囲い込んだ。

 また午前9時半ごろ、ゲート前でのろのろ運転をしていた運転手の男性が車で警察官に接触したとして、公務執行妨害の疑いで名護署に逮捕された。」

 

■検証記事

-------------- 産経新聞 (2018.1.23)

辺野古抗議活動の78歳逮捕 警官に車接触させた疑い

 

 

 沖縄県警名護署は23日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設への抗議活動中に運転していた乗用車を警察官に接触させたとして、公務執行妨害の疑いで名護市大東、職業不詳の男(78)を現行犯逮捕した。署によると「車をぶつけるようなことはしていない」と容疑を否認している。

 

 逮捕容疑は23日午前9時25分ごろ、移設先に隣接する米軍キャンプ・シュワブのゲート近くで、工事関係車両の前方を低速で走行するなどし、移動を求めた30代の男性警察官の膝付近にバンパーを接触させた疑い。警察官にけがはなかった。

 

 

■検証記事

-------------- KSL-Live! (2018.1.24)

沖縄タイムス「共産党前県議が抗議中、警察官に車を接触させ逮捕」を「のろのろ運転手を逮捕」と報道する

 

 

米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対し抗議する78歳の男が、路側帯に誘導しようとした警察官に車を数回接触させたとして逮捕された。

 

このニュース、産経新聞では以下のようなタイトルで伝えている。

辺野古抗議活動の78歳逮捕 警官に車接触させた疑い – 産経WEST

 

これが、沖縄左翼の都合でしか報道しない沖縄タイムスの手にかかると・・・

のろのろ運転、運転手を逮捕 辺野古で公務執行妨害の疑い | 沖縄タイムス+プラス

警察官に自動車を複数回接触させたことは悪質な犯罪であり「のろのろ運転」は関係ない・・・

 

共産党の前県議であることは伏せる

沖縄タイムスは、抗議活動中の男が警察官に車で接触したという事実を記事の最後に書きながら、タイトルからはその悪質さが伝わらないようにしたのだろう。さも不当逮捕であるかのような印象を与えるために「のろのろ運転」を強調しているが、ゆっくり人を轢いたら罪にならないとでも思っているのか?

しかも、逮捕容疑とは関係のないことを前半で書き、本筋である逮捕については後半でお茶を濁す程度。

そもそも、沖縄のメディアなら逮捕された男が共産党の元県議であることは知っていたはずなのに、それについては一切触れていない。

日本共産党のホームページには市議時代のデータが削除漏れで残っている。

共産党機関紙の「しんぶん赤旗」では堂々と名前の他に「前県議」と書かれている。

2017とくほう・特報/辺野古新基地ノーは“自分の問題”/全国に連帯広がる

沖縄タイムスは新聞ではなく、沖縄左翼や共産党の機関紙に成り下がっている。

事実から目を背け、ひたすら反権力を飯の種にするのは報道のやることではない。