PRESIDENT Online「三原じゅん子氏に罵られる国会の低レベル」

■ニュースメディア

PRESIDENT Online

 

■ニュースタイトル

「三原じゅん子氏に罵られる国会の低レベル」

 

■ニュース掲載・報道日

2019年6月28日

 

■フェイク箇所

「野党の皆さん、年金を政争の具にしないでいただきたい。(中略)猛省を促します」

「(民主党政権の3年間は)はっきり言って、無為無策だった」

「民主党政権時代はどうだったか。(中略)まさに悪夢だったのであります」

極め付きは「民主党政権の負の遺産の尻ぬぐいをしてきた安倍総理に、感謝こそすれ、問責決議案を提出するなど、全くの常識外れ。愚か者の所業とのそしりは免れません。恥を知りなさい」。

ここまで来ると批判というよりも罵詈雑言だろう。SNSでは「ヘイトスピーチではないか」という書き込みも見られた。

 

三原氏というと「八紘一宇」発言が記憶に新しい。八紘一宇とは「世界を1つの家にする」という意味だが、第2次世界大戦で侵略戦争を正当化するスローガンとして用いられた言葉。

三原氏は2015年3月16日、参院予算委委員会の質問で「建国以来、大切にしてきた価値観『八紘一宇』を紹介したい。強い国が弱い国のために働く制度ができて、世界は平和になる」と肯定的に語ったのだ。

 

 

■フェイク理由・ソースURL・その他

PRESIDENTのみならず、「八紘一宇」を「アジア侵略を正当化する理念(東京新聞 2015.3.19)」のように断定するメディアが多すぎる。

大原康男国学院大名誉教授が産経新聞の正論で述べているように、東京裁判の判決でさえも「八紘一宇」は「帝国建国の理想と称せられたものであった。その伝統的な文意は、究極的には全世界に普及する運命をもった人道の普遍的な原理以上の何ものでもなかった」と明記されている。

また、辻元清美議員や蓮舫議員の口汚い発言さえ「罵詈雑言」と書かないマスコミが、三原議員の事実の指摘を「罵詈雑言」などと書くのは、偏向が過ぎないだろうか?


■検証記事

------------------------  産経新聞 2015.4.3

毎日新聞 SNSやり取りの少女は実在せず

記事の誤り認め謝罪

■検証記事

------------------  東洋経済 2015.4.5