日本テレビ 「“殺してしまった”という感覚は?」

■ニュースメディア

NNN・NNS(日本テレビ系列)

 

■ニュースタイトル

 

news zero

 #櫻井翔 ×103歳の元搭乗員

 

 

■ニュース掲載・報道日

2021年12月6日

 

 

■フェイク箇所

 #真珠湾攻撃 から12月8日で80年

 あの日…魚雷で米軍艦を沈没させた、103歳の元搭乗員 #吉岡政光 さんを櫻井キャスターが取材

 その経験についてほぼ語ってこなかった吉岡さん。いま証言してくださった理由と明かした「戦争」への想い

 

----------- 以下 MSN 2021.12.10より抜粋

 インタビュー映像に戻り、櫻井は「戦時中ということはもちろんなんですけど」と前置きした上で、「アメリカ兵を殺してしまったという感覚は、当時は?」という質問を投げかけるが、吉岡氏は「いや……」としばらく言葉を詰まらせてこう答えたのだ。

「……私は『航空母艦と戦艦を沈めてこい』という命令を受けているんですね。……『人を殺してこい』ってことは聞いてないです。従って、命令どおりの仕事をしたんだ。もちろん人が乗っかっていることはよくわかっていますけど、しかし、その環境というのは私も同じ条件です」

 

 

 

■フェイク理由・ソースURL・その他

 「殺してしまったという感覚は?」と80年前の軍人に訊いた桜井翔氏。国歌と国家の戦争を一兵士に「殺人」のように訊くのはナンセンスですよ。戦争に加害者も被害者もないでしょう。

 テレビ局に言わされたのかもしれませんが、子供みたいですね。

 

 自分が何でできているかさえわかってない。

 同じ質問を、アポなし取材で松岡利勝農水相を自殺に追い込んだ蓮舫にやってごらん。


■検証記事

----------------------------  Quora 2021.12.24

 元日本兵に殺してしまったという感覚を聞くこと。

 これは日本のメディアがニュースとして報道していた件についてだと思います。

 

 この番組が不快だった点は3つあります。

 

1.メディアの聞き手が、平時に殺人事件を起こした犯人に対して尋ねるのと同じ感覚で日本の元兵士に聞いていそうなこと。

 

2.どんな答えを引き出したいかが見え見えで、そこから視聴者に印象付けたいメディア側の考えまでもが分かりやすすぎて、国民をこいつらが馬鹿にし過ぎていることが良く伝わったこと。

 

3.戦争中の戦場という平時の社会での一般常識が全く通用しない状態では戦闘で敵兵を殺すことが戦場の兵士に求められることであり、敵兵の戦死は戦場での業績です。自分に求められている仕事を立派に果たした人間にいったい何を聞いてんだ?ということです。戦場の戦闘では人を殺すことが仕事で、敵もそれは同じです。その状況で人を殺してしまった感覚を聞くなんて、最も意味のない問いかけの一つです。

 

 この話は元日本兵が太平洋戦争の期間に戦場で戦闘になり、兵士として戦い、立派に敵兵を殺したという話です。

 戦争に負け、劣等感を感じ続け、戦後、大日本帝国の軍人は侵略戦争を起こし、大勢の民間人が死ぬことになったし、兵士自らも虐殺行為を行った、と敬意も思いやりも、感謝に至っては全くない、そういったメディアの姿勢と報道を彼らはされていたわけです。

 そんなわけで旧日本軍の兵士は兵士のすべき仕事の結果を悔いていると言わざるを得ず、戦争に至っては、悲惨で不幸で何の罪もない人達が殺されるものであり、二度とするべきではなく、日本は戦争をしたことを深く後悔し懺悔するとしかできないのです。

 言うべきは、戦場でのあなたの戦闘行為は立派です。戦ってくれて本当にありがとうございました。でしょう。

 

 

 

Twitterコメントより転載------------------

戦争に於ける戦闘の目的は「敵の無力化」であって、「敵を殺すこと」ではない。戦争を「ただの殺し合い」みたいにしか捉えられない人間が報道に関わっているのなら、戦争に対する理解が進まないのは当たり前だと思う

 戦争は「敵兵士を殺すより重傷にした方が、そいつを助けるために敵の兵力が割かれるから、死なない程度に兵器の威力を弱めよう」という冷酷なロジックが罷り通る事象なのに、「ただの殺し合い」みたいな捉え方しか出来ないのではその実体には迫れないのでは。

 

・news zero恥を知れ

 日本兵が戦った相手は【敵兵】

 戦争だから

 投降兵や捕虜や非戦闘員じゃない

 相手は日本に対し数多の戦争犯罪を犯したが、日本は国際法を遵守した

 先人が血を流し命に代えて護り抜いた地に住みぬくぬくとその名誉と恩恵に浸りながら、その先人を不当に貶めるとは、何と卑怯な!

 

・あまりにも配慮に欠けた質問であることを認め反省してほしい。

 

前線で兵士が人を殺すのは国の代わりをしてるだけ

前線付近で暮らす一般人を殺したなら、国が賠償する

逆に安全な後方で兵士が婦女暴行したなら、国は兵士を銃殺にする

日本が東南アジアから憎まれなかったのは、それをしたからだ

アメリカ軍が沖縄から憎まれるのは婦女暴行する米兵を国に帰すから

 

・元アメリカ軍人に原爆で一般人を大量虐殺した感想を聞いてこなきゃバランス取れないよ。

 ⇓⇓⇓

・「あれは命令だった。」とエノラゲイ搭乗員ははっきり答えてますね。軍人なら上官の命令に従うのは当然なので仕方がなかったのでしょう。そこまでは理解できますが、「ラッキーストライク」というタバコの名前とマークが原爆投下に関係しているという話を聞いたら許せないですけどね。

 

・自分自身から聞いたのか台本にあったから聞いたのか?それは分からないですが、どちらにしても聞いてはいけない事です。軍人は命令で動きます。個人の感情を入れてはダメなんです。

 

普通の人がきけないことをきくのがマスコミでしょ。タブーに迫るのがジャーナリズムでしょ。

 ⇓⇓⇓

・あのー、日テレも櫻井もタブーに迫って無いよ。

日本人こそが悪だと日本人を洗脳する為に放送してるだけだよ。テレビに騙されないでね。

 タブーに迫るなら中国の人権弾圧や残虐性を放送すべき。日本に内部侵略してる中国の悪を放送すべき。

 

しかしそれは絶対にやらない。

 

 ハッキリ言って、こんな質問は愚問と言わざるを得ないと思うんだよね。

 だってさ、戦場という極限状態で、殺らなきゃ殺られる状況で相手の命を奪うことは、生き残る上で当たり前のことですよね。

 もう、ご老人に失礼とかいう範疇を超えている。

 この質問って、日本を守るために、家族を守るために死ぬ覚悟で出征していった、生死を問わず全ての兵士に対して、感謝するどころか

 「お前は人殺しだ」

と糾弾しているに等しいと感じるんだ。

 質問者の意図は分からないけど、少なくとも質問を受けた方はそう感じるんじゃないのかな。

 以前も、当ブログで書いたことがあるけど、結局はインタビューする側の当事者意識の欠如なんだよね。

 戦争したから、今の自由で豊かな日本がある。

 そして、命を懸けて戦ってくれた人々がいたから、今自分たちは生きていられる。

 Twitterのコメント見ていると、ほとんどの人が批判している中で、この櫻井さんの質問を擁護しているコメントも散見されるんだけど、そんな人たちに共通して言えるのは

 当事者意識の欠如、現代の価値観で過去を語ることに矛盾を感じていない。

ということです。

 だから

「戦争は二度としてはいけない」

なんてことが平気で言えるんだよね。

 そもそも、戦争になってしまった経緯も知らずに、まるで他人事のように、ただ単純に「戦争はしてはいけない」なんて平気で言えるんだわ。

 自分は善意の第三者で、自分には関係ないことだという気持ちなんだろうね。

 この質問って、櫻井さんが考えたのか、テレビ局の方針としてディレクターあたりに言わされたのか、台本に書いてあったのかは知らんけど、先の大戦で実際に戦場で戦った人にインタビューするなら、まずは相手に対する尊敬や感謝の念があるってことが大前提だと思うのです。

 そうすれば、あんな質問なんてできないだろう。

 だってさ、国を守るためというのはもちろんだけど、今を生きる我々のためにも戦っていて、その戦いのために、体は無事だったかもしれないけど、80年もの間、心に大きな傷を負って、それでも生きてこられたんだからね。

 このインタビューは、インタビューを受けている人ばかりでなく、この放送を見た、実際に命懸けで戦った元軍人のみなさんの心の傷に、塩を擦り込むようなものだと僕は感じました。

 無知なのか、意図していたのか、相手をわざと傷つけようとしたのか分かりませんが、これが日本のマスコミってやつなんですね。(アメブロ 2021.12.12より引用)

■参考記事

-----------------------------  週刊女性PRIME 2021.12.10

・批判されてる方にはこれを読んでほしい。

 

確かに伝え方は間違ったかもしれませんが、無知ではないことは確か。

コメントより転載------------------

・読んで更に批判する気になりました。使命感があれば国を守る為に命をかけた軍人を傷つけてもよいのか。全く共感できない。