書籍紹介

日本のオールドメディアではほとんど報じられない「Google検索がChina共産党によるインターネット検閲に協力」し、なおかつ「日本でも『Dragonfly』的アップデートが行われ、既に運用されている」事実。

 

Google検索のアップデートにより、日本でも大きな変化がありました。大手メディア(主にオールドメディア)の検索が上位を占めていたり、特定の政治勢力の検索順位が上がるというものです。

(※ 歴史語・政治語の検索結果の急激な変化についてのレポート参照『Google検索結果に歴史用語で変化  「従軍慰安婦」でNAVERまとめの順位低下』) 

 

 

ちなみに、ρ(・д・*)コレが「街頭署名 横断幕」で画像検索した結果です。

みごとに、特定の政治志向を持った団体の署名が大半を占めています。

街頭署名は、「台湾正名運動」や「北朝鮮による拉致被害者救出のための署名活動」なども盛んに行われている筈なのに、China共産党に親和性の高い団体の署名活動しか検索上位に来ていないように見えます。

 

-------------------------  GIZMODO 8月20日

Google、中国に最適化した検索エンジン「Dragonfly」プロジェクト。

反対する従業員1,400人が署名した声明文

 

中国検閲への加担、従業員1,400名が反対です。

 

Google(グーグル)ほど巨大な企業では無数の大プロジェクトが同時に進行されているわけです。その中にはドローンから撮影された画像をAIが自動で分析するという軍事プロジェクト、Project Mavenのようなものもあり、従業員たちが連帯して反対を表明したり、時には集団で会社を辞めたりします。今回話題になっているのは先日もお伝えしたプロジェクト「Dragonfly」に関して、従業員たちがGoogle役員たちに提出している声明です。Dragonflyとは、中国政府によって検閲されたインターネット情報のみを表示する、極秘で開発中の中国向け検索エンジン。Googleは元々、中国政府主導によるサイバー攻撃、そしてインターネットに対する規制を懸念として、中国マーケットから2010年に撤退しています。今回のDragonflyを通じて、中国政府による情報規制や検閲に加担してしまうことになる、と従業員たちは懸念しているわけです。

私達の業界は、倫理的な責任に関する新しい時代に突入しています。我々が下す判断は世界規模での影響を持っています。しかしDragonflyについて、私達のほとんどが8月上旬にニュース報道を通じて学びました。Dragonflyは検索サービスと個人ごとにカスタマイズされたモバイル向けのニュースを中国に届けるためのプロジェクトだとされており、中国政府による検閲と監視にも準じているとされています。8年前、Googleが中国によって検閲されていたウェブ検索事業から撤退したとき、Sergey Brinはその判断を次のように説明しています。「中国政府のポリシーのいくつか、とくに検閲に関するポリシー、反体制意見の監視に関するポリシーは、全体主義の耳標であると私は捉えています」。Dragonflyをもって、Googleが中国へと戻ることで、モラル上のそして倫理上の緊急性の高い問題が浮かび上がっています。さらにその重要性について、私たちは社外で議論を行なっています。

ここでは底流する構造的な問題について指摘します。現時点で私達は我々の仕事、プロジェクト、そして雇用に関して倫理的な観点から判断を下すために必要な情報を十分には持っていません。AI原則がありながらもDragonflyを開発する決断が秘密裏に行なわれ、開発が進められていたという事実だけをとっても、原則があるだけでは足りないということがわかります。私たちは透明性を高め、必要な会議に出席させ、透明かつオープンなプロセスを誓うことが必要です。Google従業員は自分たちが何を作っているか知る必要があります。

 

これらの重要な問題に直面する中、下に署名を連ねる私達は、倫理と透明性に関する緊急呼びかけを求めています。役員たちが従業員たちと協力して具体的な、透明性や見過ごしに関するプロセスを施行することを求めます。プロセスには次の項目が含まれるべきだと考えます。

 

1:下のレベルの一般社員を代表するスタッフも意見を出すことができる倫理的なレビュー機関

 

2:選任に関して意味のある意見提供がなされた上でのオンブズピープルの任命

 

3:Google従業員が自分たちが取り組むプロジェクトに関して、個別に倫理的な判断を下すことができるのに十分な透明性を確保するための明確なプラン

 

4:“倫理テストケース”の公表:Dragonfly、Maven、Airgap GCPをAI原則の観点から倫理的に査定したもの。そして倫理に関わる重要な新しい分野に関する、社内における透明なコミュニケーションと査定が定期的に、公式に行なわれること。

--------------------  引用終わり

残念ながら、多数の社員の反対にも拘わらず、「ドラゴンフライ」は順調に開発されたようです。

 

Google検索を利用すると分かることは、
China共産党やその配下にある日本共産党などの醜聞や否定的な記事が検索されにくくなっている

China共産党やその配下にある日本共産党などの主張や有利な記事が検索上位に表示される

 

ことです。

 

先日ブログに掲載した「共産主義による映画を検索したら、共産主義者が犠牲になった映画だけが検索の10頁目までをほぼ独占した」という事実こそ、China共産党によるGoogle検索の支配が日本で進んで居る証拠ではないでしょうか?

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コメント: 1
  • #1

    独りんご (土曜日, 09 2月 2019 06:56)

    YouTubeも最近アルゴリズムが変わったように思うんですが。皆様はどのように思われますか?