#49 吉村剛史の「アジア新聞録」

【恐怖】中国共産党による思想統制

・脳内チップで精神まで支配　02:30～
　思想を強制される危険性

・認知戦が更に進化　(03:25～
　脳内の認知領域を“第6の戦場”と捉えて研究

中国の脳埋め込みチップ手術が続々成功。年内にあと10人手術予定

 ① 　認知戦（Cognitive Warfare）の一般的な解説

　定義：

人々の「認知」を操作し、敵や対象の考え方や行動に影響を与える戦い。

　認知：知覚･理解･判断･意思決定の過程　を指す

　手段：

情報操作、プロパガンダ、フェイクニュース、SNS工作、心理戦、文化・価値観の浸透など。

　目的：

物理的な戦闘を行わずに、相手の意思や世論を自国に有利な方向へ変えること。

　特徴：

軍事・政治・経済・文化・メディアが連動し、長期的・潜在的に効果を狙う。

 

②　 中国の押し進める認知戦

中国は*「三戦（輿論戦・心理戦・法律戦）」*の枠組みで認知戦を推進。

　輿論戦：

国内外メディア・SNSで自国有利の世論形成（例：国際世論を中国寄りに誘導）。

　心理戦：

相手国国民・兵士に「抵抗は無意味」という感情を植え付ける。

　法律戦：

国際法や国内法を自国解釈で使い、相手の行動を制約。

　実例：

南シナ海での領有権主張の正当化、台湾問題での国際世論操作、外国メディアへの資金提供や買収、SNS上の中国寄り情報拡散　･･･など

 

③ 　超限戦（Unrestricted Warfare）との違い

　超限戦（1999年、中国人民解放軍の戦略論文）：

戦争の境界をなくし、軍事だけでなく経済・金融・サイバー・法・外交・テロ・メディア等あらゆる手段を総動員する概念。 認知戦：超限戦の中でも、特に「人の頭の中」を戦場とする部分に特化。

　違いのポイント：

超限戦 → 戦争手段の総合カタログ（包括的な枠組み）

認知戦 → その中の一分野であり、心理・情報・文化を通じて認識を変えること

 

・認知戦の実例　(04:05～

　韓国での“日韓離間工作”が中朝による認知戦の一例

 

【連携】高市-頼会談の意義

・防衛･経済安保委、連携強化で一致　(06:00～

高市早苗氏、高雄の安倍晋三氏像に献花

中国の脅威について共通認識を確認