TBS「美談にすり替えるのはやめろ」

■ニュースメディア

TBS (JNN)

 

■ニュースタイトル

ひるおび!

「それだと安倍総理とご一緒になってしまう」

 

■ニュース掲載・報道日

2020年7月2日

 

■フェイク箇所

 新型コロナウイルスの大規模クラスターが発生した、東京・台東区にある永寿総合病院について取り上げていた際の一幕。1日に院長が記者会見を開き、入院患者43人が死亡したことについて謝罪しており、会見と併せて医師や看護師計3人の手記が公開されている。

 番組でこのことついて報じている際、リモート出演していた室井が「一言言っていい?」と話し出し、「医療の現場の人たち、ましてコロナにかかってきた人たちは、被害者なわけだから責めてはいけないと思う」と前置きしつつ、看護師らが出した手記について、「だけどこういう美談を出してきて……。個人は悪くないよ? でも病院はやっぱり熱が出た人たちがいたりするわけだから、こんなにコロナの患者を出しちゃったっていうことは、やはり責められるべき」と発言。院長や経営者側に「反省はすべきなんだよね」と厳しい口調で話し、「なんかすり替えっぽく感じる」と反省すべき点を同情にすり替えていると指摘した

  しかし、これに東京歯科大学教授の寺島毅氏が「現場のスタッフは、不安の中逃げ出したいと思いながらも、日々の業務をこなしてきたんだと思います」「3月当時はまだ無症状の人でもうつす、あるいは発症の前もうつすってことも分かってませんでしたし、プラスチックとか金属とかベッドの手すりとかにもウイルスが3日、4日いるってことも分かってませんでしたから」と情報が少ない中対応した現場の医師や看護師に同情的な発言をし、どこの病院でも起こりえたことだとしたが、室井は「でも、病院から広がるなんてことはやめてほしいですよね!」「もっと注意しなければいけなかったと思うんです」と主張。MCの恵俊彰から「広げたいと思っていたわけではないと思う」「その段階でどれだけのことが日本の病院でできたのか。この未知のウイルスと戦うにあたってどんな準備ができたのかっていうことを本当に責めていいのか、と。僕自身はそうかは分からないです」と諫められていた。

(dmenuニュース 2020.7.2より)

 

 

 

 

■フェイク理由・ソースURL・その他

 室井佑月氏の心ない愚かな誹謗中傷発言。

 現場で未知の感染症に手探りで対応する多くの医療従事者を平気で傷付ける「実務経験ゼロの独善的な左翼活動家」の発言に、他の出演者も困惑していた。しかも、その後のtwitterでのやりとりを見ても、本人はその発言を全く反省していないようだ。

 過去にも「福島は汚染されている。農家はやめて損害賠償請求すればいい」旨の差別を助長するヘイト発言を行っている。

 こうした失言を何度も繰り返す出演者を使い続けていること自体、TBS「ひるおび」は室井発言を是認している、と思われても仕方がない。


当該発言部分の前後が分かる詳細記事

■検証記事
---------------  @nifty ニュース 2020.7.3

■検証記事
------------------  デイリー新潮 2020.7.27

■検証記事
--------------------  しきのトレンド 2020.7.2

■検証記事
-------------------  Bookservice.JP -Rinkaku-2020.7.2